2020/12/31 11:07

前回掲載した記事(こちら)の後、複数のバレルや足部管と胴部管(上下)の加工を進めました。

・・最初に製作した試作の本紫檀製頭部管は、設計通りにいかなかったので敢え無くオシャカとなりました。
これでようやく1本のフルートとして形にできるようになりました。
音を出しながら胴部管のトーンホールの大きさやアンダーカットを調整している最中に、カメルーンエボニー製頭部管が音を立てて割れました。(現在修理を終えて養生中)
トーンホールの調整は音程だけでなく発音にも大きく影響が出るようで、難しいながらも興味深い作業です。
穴の位置と大きさの修正も加え、ひと通りの調整が終わりました。
頭部管の歌口についてもまだ色々と研究する必要がありますが、年明けには何とか試作として完成できそうです。
来年には色々な材質で製作して商品化を目指したいものです。

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